投稿日時 2012-05-02 07:10:48 投稿者 みなせまお このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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ペットショップ~深淵なるペットプレイ~ http://novel18.syosetu.com/n4074bd/ 注意:絵師さまご提供の挿絵。 「なあ。パパさん。誰も死ななくて済むいい方法が見つかったぜ」 一転、優しげな声で話し掛けて来る。 「いったいどうすれば…」 「ずばり言おう。娘を売るなら、あんたはこのままここで死んだ事になるが、生き延びれる」 「馬鹿な。娘はまだ8つだぞ」 「心配ない。それでも2人の生命保険より金が入る。とりあえず」 ばさっと懐から兄貴分は財布を出した。 「この念書にサインして爪印を捺せ。そうしたら、こいつをくれてやる」 中には聖徳太子が30枚ほど入っていた。 「但し、あんたはこっから死んだことにして姿を晦ますんだ。もし、今夜の事を他言したら、 その時は改めて死んでもらう。可愛い娘の代金だ。大事に使えよ」 娘にとって悪夢を見ているようであった。 父親が自分を売り渡す書類にサインし、かつお金も受け取る。 無人のオート三輪が崖から海に落とされ、バラバラになって波間に消えていった。 星を映し、微かに銀砂子を撒いた波の中に。 そうして、娘は連行される。 |
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